患者様が「顔認証付きカードリーダー」でマイナ保険証利用したときに「電子証明書の有効期限が切れているため、資格情報のみ当機関に提供します。」と表示されました。これはどういう意味でしょうか。
目次
2024年12月2日からの暫定 救済処置として3ヶ月間は資格確認可能
マイナンバーカードの有効期限は10年ですが、「マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書」の有効期限は5年です。それぞれ有効期限を迎える2~3ヶ月前を目途に”有効期限通知書”が送付されますので、案内にしたがい市区町村窓口で更新手続きを行う必があります。
ただ、有効期限が異なることから、「マイナンバーカードは有効」なのに「マイナンバーの電子証明書が期限切れ」ということが発生しているようです。
もちろん、期限切れの状態ではオンライン資格確認の適切な処理は出来ないのですが、令和6年12月2日以降、マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書の更新を失念している人や何らかの事情で更新手続きができていない人への救済措置として、有効期間満了日の属する月の末日から3ヵ月間は資格情報等が確認可能になっています。(特定健診、薬剤情報などの提供は不可)
顔認証付きカードリーダに ”有効期限切れ” メッセージが表示されたら
顔認証付きカードリーダに「有効期限切れ:電子証明書の有効期限が切れているため、資格情報のみ当期間に提供します。お早めに市町村の窓口で電子証明書を更新してください。」と表示された場合、患者様には「次に進む」でそのまま処理を続けていただきます。患者様から表示に関するお問い合わせがあれば「市区町村の窓口で電子証明書の更新」をするようご案内ください。
資格確認端末・マイナ在宅受付Web・マイナ資格確認アプリにも表示されます
顔認証付きカードリーダの操作画面だけでなく、資格確認端末・マイナ在宅受付Web・マイナ資格確認アプリにも同様のメッセージが表示されます。
自動運転で顔認証付きカードリーダを使用し、レセコン連動していると、資格確認端末の画面を見ることは多くないかもしれませんが、患者様へのフィードバックを必要とする情報も表示されます。有効に活用しましょう。
コメント