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オンライン資格確認が「顔認証」や「暗証番号認証」できない場合(目視確認モード)

オンライン資格確認接続イメージ オンライン資格確認
患者
患者

顔認証がうまくいかなくて、暗証番号も忘れてしまった場合でもマイナ保険証を使えると安心なのですが、なにか良い方法はあるのかな?


オンライン資格確認の初期状態は「無人運転モード」

オンライン資格確認の顔認証機能付きカードリーダは、初期状態では医院の職員の手をわずらわせることなく患者様ご自身で操作を進めることができる「無人運転モード」です。無人運転モードでは「顔認証で本人確認」、「暗証番号で本人確認」のいずれかを顔認証機能付きカードリーダの画面から選択できます。


顔認証できない場合は「目視確認モード」を利用

オンライン資格確認では、初期の状態では患者様ご本人が「顔認証を行う」か「暗証番号を入力する」か、いずれかの方法で本人であることを確認します。しかし、マイナンバーカードの写真と本人があまりにも差がある、怪我をされた、お子さんで成長に伴う変化が大きいなどの場合で顔認証できなかったり、暗証番号をご本人が忘れてしまった場合はどうしたら良いでしょうか。

このような場合のために、オンライン資格確認では本人確認を医療機関のスタッフが行う「目視確認モード」が用意されています。

ところが最近、この目視確認による本人確認の手順が大幅に見直されたようです。

Sma-pa マイナタッチの例

3/26(水)から配信アプリケーションによるアップデートファイルの配信が行われている様ですので、配信完了後の再起動でプログラムが更新されます。


事前に管理者アカウントなどの確認を

「目視確認モード」への変更は、一般ユーザではなく「管理者アカウント」が必要になります。
オンライン資格確認端末の導入を業者にお願いした場合、初期値で何らかの「管理者アカウント」を設定しているはずです。オンライン資格確認を実際に導入し、活用していくためには施設の方がご自身で設定可能になるよう「管理者アカウント」と「パスワード」を確認、管理しておく必要があります。本来は、これらアカウントとパスワードは施設の管理責任者が管理すべきものであり、導入業者はセットアップに必要であったから一時的に管理者アカウントを使用したに過ぎません。導入後は施設の管理者が管理者アカウントを管理し、適宜一般利用者のアカウントの発行、廃止など適切に行う事ができるようにしましょう。


令和7年の3月には、目視確認の運用がより柔軟に行えるようになるらしい。まだはっきりした操作方法がわからないけれど、より使いやすいように日々改善されているようだ。随時情報収集して、患者様、スタッフ双方にメリットのある運用を習得しよう。

現時点でわかっている「目視モード」の改善(令和7年3月を目途に導入予定)

現在、「目視確認」ではオンライン資格確認端末側で「目視確認モードへの変更」を行った上でマイナ保険証を顔認証付きカードリーダに入れ、同意操作をし、、、と言った複雑な操作が必要でした。現時点で提供されている資料では、顔認証が行えなかった場合に、カードリーダ側に「暗証番号の入力か、職員による顔写真確認」の選択肢が表示され、職員が本人確認したことをカードリーダに入力することで顔認証出来た後の操作を引き続き行えるようになるそうです。今までの「目視モード」の変更というよりは、顔認証付きカードリーダが識別できなかった顔認証を、一時的に職員が「機械に代わって実施する」という感覚に近いでしょう。

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