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次期顔認証付きカードリーダ

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次期顔認証付きカードリーダは進化型

現在3社(キヤノン、パナソニック、リコー)から製品情報が出てきています。

新製品に共通しているのは「スマートフォンのマイナ保険証の読み取りが顔認証付きカードリーダ本体のみで対応が可能である」という点です。

なお、既にキヤノンのHi-CAR2についてはこちらのページに既に詳細が掲載されています。

パナソニックについては大まかに仕様が公開されていおり「資格確認端末を内蔵」したものになるようです。

リコーのCaoraの後継”Caora2”は2026年10月に提供開始予定であり、こちらのページにニュースリリースが掲載されています。

注)リコーの製品はCaora(富士通Japan)の後継機種となります。

買い替え需要がそろそろ到来

マイナ保険証制度開始は2021年10月20日であり、このときはまだ義務化されておらず「任意」でのスタートでした。顔認証付きカードリーダは診療所、病院でそれぞれ台数は違うものの無償で提供されました。このとき、顔認証付きカードリーダのサポート期間は「5年」となっており、間もなくこの5年が経過しようとしています。

また、医療機関等での導入が原則義務化となったのが2023年4月からであり、その前1年ほどはオンライン資格確認導入ベンダが総動員で導入を行いました。その5年後は2028年4月ということになります。

次期顔認証付きカードリーダが令和8年度にリリースされるのもこれを踏まえたものであり、発売後から2年ほどは買い替え需要が活発化するのではないかと考えられます。

買い替えに対する補助について

買い替えに対する補助の資料が今のところは掲載されていないようですが、こちらの資料に「次期顔認証付きカードリーダーを導入する医療機関・薬局に対し、令和7年度補正予算により一部費用の補助を実施(補助率は1/2の予定)」という記載があります。また、カードリーダだけでなく、資格確認端末への一部補助の記載もありますので、今後明確化される補助に関する情報を注視するようにしましょう。

資格確認端末内蔵型について

パナソニックコネクトが提供する次期顔認証付きカードリーダでは「資格確認端末を内蔵」することが記載されています。これに加え「本体とレセコン間の接続はLAN接続」とあり、今まで別途必要としていたルータ装置が内蔵されているのではないかと期待します。顔認証付きカードリーダの価格がいかほどになるかによりますが、オンライン資格確認端末を別途用意が不要になることで全体の価格が安くなるのであれば歓迎すべき改善です。

これは私見ですが、現在フレッツ(IPv6)接続と、IPSec+IKE接続のいずれかでオンライン資格確認システムネットワークに接続しているのを「閉域モバイル網」経由で接続出来るようになれば、極めて設置が楽になるのですが。一体型の進化に期待します。

保証期間切れに対応可能な混在接続

当初導入した顔認証付きカードリーダはそろそろ「保証期間切れ」になります。(導入後概ね5年目安)

万が一顔認証付きカードリーダが仕様不能となった場合、保証が切れていると修理が困難であり、新たな装置購入にはかなりの期間(場合によっては数ヶ月)かかることが想定されます。

既存の顔認証付きカードリーダを使用しつつ、新たに購入する顔認証付きカードリーダを「1台のオンライン資格確認端末」に接続可能なのがキヤノンの”Hi-CARA2”やリコーの”Caora2″です。これらの機種は新旧の装置を混在接続することが可能であり、旧装置は「使える限り使い続ける」、新装置を購入し「安心して使い続ける」という理想的な運用ができます。なお、Hi-CARA、Caoraは1台のオンライン資格確認端末に対して4台まで接続可能です。

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