オンライン資格確認　トラブル発生時の連絡先

スムーズに対応いただけるオンライン資格確認のコールセンター

オンライン資格確認を使用しているとき、様々な理由で顔認証付きカードリーダやオンライン資格確認端末のモニタにエラーが表示されることがあります。このような場合に頼りになるのがオンライン資格確認のコールセンターです。

ただ、なにも確認せず電話をしてしまうのはコールセンターの繁忙を招きおすすめできません。まずはこちらにあるトラブルシューティング編のエラーコードリストを手元に用意し、いざという場合に備えましょう（ブラウザのお気に入りに登録、あるいは手元の資料として出力しておくことをおすすめします）。この資料を見た上で、自力解決が困難となった場合にコールセンターへ問い合わせると良いでしょう。また、運用時のヘルプガイドも参考にし、オンライン資格確認端末の復旧を待たずに運用でカバーすることも検討してはいかがでしょうか。また、かなり多くの場合、オンライン資格確認端末を一度シャットダウンし、再起動することによって問題が解決するケースも少なくありません。

コールセンターに問い合わせる場合は、まず「医療機関・薬局名」、「医療機関コード」を伝えてください。特に「医療機関コード」は施設の状況をコールセンター側で把握するうえで重要なようです。その上で状況の説明、「エラーコード」や「表示されているメッセージ」を伝えます。トラブル解決でいちばん重要なことは、「今どのような状況であるのか」を「感情的にならずに正しく伝えること」です。

覚えておくと良い連絡先

医療機関等向けポータルサイトにはオンライン資格確認に関わる問い合わせ先電話番号が掲載されています。コールセンター、及び顔認証付きカードリーダの問い合わせ先になりますので、これに加え、オンライン資格確認端末を導入したベンダ、レセコンベンダの連絡先を把握しておくと良いでしょう。
また、オンライン資格確認の肝は通信回線です。ご利用の回線がNTTフレッツ（IP-VPN）なのか、インターネット回線を利用したVPN接続（IP-Sec）なのかにより、確認する先は変わってきます。接続できなくなった場合の問い合わせ先はもちろんですが、接続不良時の初期対応方法を事前に確認しておく必要があるでしょう。例えば、通信機器を再起動すればよいとか、切り分け方法（他の機器でインターネット接続を確認するとか）を理解しておくことです。

再起動で復旧することも

オンライン資格確認端末でエラーメッセージが表示され、患者様を前にして慌てるのは当然のことです。ここはまずは落ち着いて、顔認証装置やオンライン資格確認端末のエラーメッセージを確認しておくことはもちろんですが、端末の再起動を試みてはいかがでしょうか。原因は何であれ、再起動で正常に動作するようになることは少なくありません。まず、再起動を試み、それでも同じエラーが発生するのであれば次のステップ、コールセンター等への問い合わせでも遅くないでしょう。
また、オンライン資格確認の正常動作にはネットワークの接続、顔認証付きカードリーダとのUSBケーブル等での接続が必須ですので、配線が抜けていたり、緩んでいたりしないかを確認した上で再起動を試みてください。