オンライン資格確認端末の電子証明書更新（MPKIクライアントを活用）

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初期の導入施設はそろそろ電子証明書の更新が必要です

オンライン資格確認を早い段階で導入を決め、電子証明書の発行申請を行った施設では、既に電子証明書の期限が近づき、更新が必要になっているのではないでしょうか。電子証明書の有効期限は 3 年 3 か月です。更新期限が近づくと「電子証明書発行申請時に申請したメールアドレス宛に通知」、「オンライン資格確認システムのログイン時」、「MPKIクライアントツールによる通知」があると記載されています。

MPKIクライアントで簡単に電子証明書を更新

オンライン資格確認端末のセットアップ手順書では”MPKIクライアント”といってオンライン資格確認端末に導入する電子証明書に対する「有効期限切れポップアップ表示」、「証明書の更新登録」の機能を有するソフトをインストールすることになっています。このMPKIクライアントを導入することで、電子証明書の有効期限切れによる「オンライン資格確認端末が使えなくなった」というトラブルを未然に防ぐことができます。

MPKIクライアントツールは、オンライン資格確認端末の時計の並びにこのアイコンがあればインストール済み、正常に動作中です。　　　

MPKIクライアントの挙動

MPKIクライアントは、オンライン資格確認にインストールした電子証明書の有効期限を監視し、期限に関するお知らせを表示します。お知らせを表示するタイミングは次の通りです。

• 有効期限が切れる 90 日前、60 日前、30 日前、15 日前、7 日前から毎日
• 有効期限が切れた場合

このお知らせをクリック、または時計の並びにあるMPKIクライアントのアイコンをクリックすることでMPKIクライアントソフトを使って「容易に」電子証明書の更新を行うことができます。
MPKIクライアントソフトは、時計の並びにある下図のアイコンです。

オンライン資格確認端末の電子証明書更新作業

MPKIクライアントによる電子証明書の更新はいたって簡単で、こちらのページにある記載にしたがい操作します。異常がなければ「2.1. MPKI クライアントを利用した更新」の項に記載された2ページほどの操作です。同じ内容ですが、医療機関等向け総合ポータルサイトではこちらのページの「Windows_ChromiumEdge版」を参照ください。

医療機関等向け総合ポータルサイトで「電子証明書の発行等申請の手引き」が掲載されていますが、こちらは新規発行手順を主に記載しているのでなぜ更新方法として掲載されているのかは謎です。

MPKIクライアントを利用すると思いのほか簡単に電子証明書の更新作業が完了します。日々の業務ではないので操作を忘れてしまうかもしれませんが、資料を見ながら実施すれば容易ですので是非お試しください。

オンライン請求端末の　更新申請画面からの更新

オンライン資格確認端末ではなく、オンライン請求端末の電子証明書の更新はどうでしょう。
こちらに、オンライン請求端末からの更新方法が記載されています。MPKIクライアント使用時ほどではありませんが、オンライン請求画面から比較的容易に電子証明書の更新が可能です。
なお、オンライン請求の電子証明書の有効期限は、期限が 90 日未満になると、オンライン請求ログイン後の画面で電子証明書の更新を促すメッセージが表示されます。有効期限内であれば資料のとおり容易に更新が可能ですので、メッセージが表示されたら早めに更新作業を実施しましょう。

医療機関等向け総合ポータルサイトに掲載の～電子証明書の更新方法について～

医療機関等向け総合ポータルサイトにも、各ブラウザ毎（Windows_ChromiumEdge版、Windows_IE版、Linux_Firefox版、Mac_Safari版）の電子証明書の更新方法が掲載されています。掲載されているPDFの各リンクも「医療機関等向け総合ポータルサイト」へのリンクに更新されていますので、最新の資料で内容確認してください。