オンライン資格確認情報の公式サイトは「医療機関等向け総合ポータルサイト」を参照ください。

マイナ保険証 カードリーダが正常に動作しない場合の各機種毎の “チェックシート”

オンライン資格確認接続イメージ エラー対応

医療機関等向け総合ポータルサイトに掲載の “簡単チェックシート” ・ “よくある質問”

徐々に「医療機関等向け総合ポータルサイト」に掲載されるノウハウが充実しつつあり、このたび顔認証付きカードリーダーが正常に動作しない場合に、確認すべきことをまとめた「簡単チェックシート」および、顔認証付きカードリーダーが正常に動作しない場合に確認すべきことをまとめた「よくある質問(FAQ)」が掲載されました。顔認証付きカードリーダの機種毎にまとめられています。
簡単チェックシート」は2ページにまとめられており、不具合が発生したときに閲覧するというよりは、事前に閲覧・印刷しておくことで迅速に初期対応を行うことが出来そうです。簡単チェックシートは、メーカ毎に若干の記載の差はあるものの、さほど差はなく、基本的には「再度の接続確認や、機器のランプの点灯状態の確認を促す」と言った内容です。
簡単チェックシート内に一例の記載がある「ネットワーク機器→オンライン資格確認端末→顔認証付きカードリーダ」といった、接続されている機器を把握すると共に、正常に動作している場合の「ランプの点灯状態(色や点灯・点滅の状態)」を確認しておくことをお勧めします。

例えば、ネットワークの途中経路にあるONU、ハブ、ルータのどれ一つが止まっていてもオンライン資格確認の仕組みは動作しません。電源が切れていればそれぞれの装置のランプは消えているでしょうし、配線が抜けていれば、抜けている箇所のランプが消えていることでしょう。普段と異なる状態がわかっていれば障害解消の重要な手がかりになります。
一般的にですが、ネットワークの配線(LAN)が抜けていると、抜けている箇所に該当するランプが消えてしまいます。元々点灯していた箇所がどこで、消えている箇所の配線がどうなっているかを確認するだけで改善することもしばしばです。(完全に抜けていれば元のところに挿す、抜けかけていれば奥まで差し込む、差し込んでもダメなら線を替えるといった具合です)

また、ごく希にあるのが、「NTT等への料金未払い」です。利用者に悪意はないのですが、例えば決済に使用していたクレジットカードを解約してしまったり、そのほか正常に決済されなかった場合などです。また、プロバイダを経由するIPSec+IKEの回線を使用されていた場合に、「プロバイダへの料金未払い」といったこともありました。
事前に支払期限の通知はされていても手続きを忘れてしまうケースがあります。特にオンライン資格確認専用に回線を用意した場合は他のネットワーク接続に影響がなく、原因に気付かないことがあります。
簡単チェックリストに「システム事業者への連絡」を促す記述がありますが、料金の未払いはNTTやプロバイダなどに契約者が直接連絡しない限り教えてくれません。くれぐれも未払いになることのないよう、ご注意ください。

各メーカ毎のチェックシートをスマホ等で閲覧したい方は以下のQRコードを使用してください。

チェックシートへのリンク

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