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マイナンバーカードはケースから取り出して挿入
まず実施することは、ビニールケースなどにマイナンバーカードが入っている場合は取り出してから顔認証付きカードリーダに挿入することです。顔認証付きカードリーダでは、券面の一部を読み取り認証に使用しているため、これが正しく読み取れないと顔認証に失敗します。ケースに入れたままでもカードリーダーは反応するのですが、正しく認証できなくなる可能性があります。
顔認証付きカードリーダの設置環境を改善
背後が明るすぎる場合
背後に窓があるなどで明るすぎる場合、相対的に顔が暗く映り認証に失敗することがあります。カーテンで光を遮るなどして背後からの光を弱めることで改善することがあります。
顔に当たる光のバランスが左右で異なる場合
窓やライトの加減から顔に当たる光のバランスが左右で異なり、片方が極端に明るい要な場合は認証に失敗することがあります。顔全体にバランスよく光が当たるようにすることで改善することがあります。
設置位置が悪く正面から撮影できない
顔が真正面から撮影できる位置に顔認証付きカードリーダを設置する必要があります。
照明の色にも左右される
極端に暖色系の照明で撮影時の顔が赤っぽくなってしまうなどの場合は認識が良くないようです。自然色に近い照明下のほうが認識しやすいように感じます。
撮影される顔に関する改善点
マスクの色にも注意
顔認証付きカードリーダでは、マスクを付けたままでも認証可能であることをアピールしているものがほとんどです。ただし、想定しているマスクは白色であることがほとんどで、色付き(特にベージュやピンク)、柄物のマスクは正しく認証できない原因になります。
マスクのかけ方にも注意
マスクのかけ方も認識に影響があります。目の間際までマスクで覆われている場合、あるいは顎マスクに近い、中途半端に口だけを覆っている状態など想定以外の状態でマスクを掛けていると認識できない原因になります。
帽子は脱いでもらいましょう
帽子をかぶったままだと認識に失敗することが多いようです。帽子は脱いでいただきましょう。
髪の毛は目にかからないように
どうも認識に「目」が重要視されているようです。髪の毛が目にかかっている場合はかからないようかきあげるか、ピンで止めるなどすることで認識が改善することがあります。
メガネが影響することも
サングラスはもちろんだめなのですが、メガネに表面コーティングされている場合も認識に影響があるようです。特に顔認証付きカードリーダで撮影されているときにメガネの奥が見えない(表面が反射して目が写っていない)場合は認識が困難なようです。角度によっては目が写るのですが、正面からでないと認証されないことが多いので、このような場合はメガネを外していただくことで改善することがあります。また、眼鏡の縁が目にかかっている場合は極端に認識率が下がるようです。しっかりメガネのレンズの中心に目が写るようにメガネを掛け直すことで認識されやすくなります。
それでも認識されなければ「暗証番号」か「目視確認モード」
それでもなお顔認証されないうようであれば「暗証番号」入力をしていただくか、こちらで紹介している「目視確認モード」で確認を勧めましょう。