連携概念図
オンライン資格確認の連携は大きくは3つあります。今回はその2つについて超概略ですが図にしてみました。
ネットワーク機器などは全て省いてしまっています。
オンライン資格確認端末を中心として、
顔認証付きカードリーダは「顔認証アプリケーション」が処理します。応答の内容はオンライン資格確認の画面からも確認できますが、ファイルとしても返却され、共有フォルダに保存しておくことでレセコン等院内システムからも活用することができるようになります。
レセコン等院内システムとのやりとりは「連携アプリケーション」が処理します。ルータを通じてフォルダ共有の仕組みによりファイルでのやり取りを行い、REQフォルダに登録した要求をオンライン資格確認端末が処理、すると応答が返ってきてその結果をRESフォルダに記録します。やり取りする内容の一例としては、既存保険の有効性確認のための問い合わせであったり、特定健診・診療情報の閲覧のための情報の取得です。
連携アプリケーションによる連携の仕組みは非常にシンプルであり、汎用性に富み、特定のOSや機器に依存しないので、仕様を作られた方は素晴らしいなと感じます。
残りの連携は「WebAPI」で、こちらに資料が提供されていますので、興味のある方はご確認ください。