オンライン資格確認情報の公式サイトは「医療機関等向け総合ポータルサイト」を参照ください。

オンライン資格確認の運用について「ベンダ」ができること

オンライン資格確認接続イメージ ただの感想

「ベンダから案内できる運用はない」のでは

オンライン資格確認の導入や運用に関して、事あるごとに「ベンダに」と記述されていることに関してはかなりの違和感を覚えています。導入したシステムに関して、ベンダはある程度知識はあるものの、実際の運用に関しては、実運用として使える環境も提供されておりませんし、むしろお客様訪問時に「触らせていただく」程度しか知識を得る場はありません。ベンダにはオンライン資格確認の動作を確認する「実環境」は提供されていません。このため、日々オンライン資格確認をご使用されている医療機関の方の方が「詳しい」というのが実情です。

ですから、例えば「オンライン資格確認を実施したら、こんな結果が出たのですがどうしたらよいでしょうか」といったご質問に対して「こうしてください」という回答をベンダに求めるのは誤りです。


マイナンバーカード毎回提示の記事もある

ある記事によると、受診の都度マイナンバーカードの提示を求めるとするあるべき姿をオンライン資格確認の運用マニュアルに反映したとありました。実際、受診の都度マイナンバーカードを患者様が顔認証付きカードリーダに通すとなると結構な手間であると感じます。レセコンとオンライン資格確認端末が連動している場合、毎回マイナンバーカードによる資格確認結果をレセコン側で取り込むということを推奨されるということなのかもしれません。この運用は明らかにレセコンとしても操作の手間が増えそうですので、より一層の効率化を図るため、運用に合わせたレセコンの改修が必要になるのではないでしょうか。つまり、マイナンバーカードの提示(カードリーダへの読み込み)と同時に保険登録内容との照合の自動化が必要かと。毎回手操作でマイナンバーによる資格確認結果を患者登録情報に取り込むなんてありえないと思うのです!そのくらいインパクトのある運用の見直しの記事でした。

すみません。この記事は閲覧いただいている方へ有用な内容というよりも、ただ思ったことを記述してしまいました。

タイトルとURLをコピーしました