このところ顔認証付きカードリーダでエラー画面が表示される頻度が高くなっています。ベンダからは原因不明と言われるのですが。
医療機関からのお問い合わせが増えています
最近、「顔認証付きカードリーダがしばしばエラー画面で止まってしまう」、「今までは再起動すれば復活していたのになかなか復活しない」というベンダへのお問い合わせが増えています。ベンダとしても原因が不明で、確かに医療機関のご担当がおっしゃるとおり今まで資格確認端末の再起動で復旧していた不具合が改善しないケースが多いように感じています。
それまずは汎用カードリーダ外してみませんか
最近の変化としては、スマホ対応のために汎用カードリーダをペアリングしたということくらい。ある施設の方にペアリングを解除し、汎用カードリーダを外していただいたところ、原因不明のエラーが改善したそうです。
ペアリングしたからといって必ずエラーが発生するわけではないので、なんとも言いづらいところですが「切り分けを行う」という意味でも一度外してみて現象の改善有無を比較してみましょう。
次期顔認証付きカードリーダに期待
オンライン資格確認の導入が始まってから5年が経過しようとしており、保守期限が近づいていることから「次期顔認証付きカードリーダー」の導入に向けての準備が進められています。仕様もつい先日（平成7年9月26日）「次期顔認証付きカードリーダーにおいて 満たすべき要件」として公開されています。このなかでは、「マイナンバーカードの機能が搭載されたスマートフォン(iPhone、Android)に対応すること」はもちろん満たすべき条件として記載されていますし、「資格確認端末1台で2台以上の顔認証装置を接続出来るように」という条件も記載されています。（パナソニック、アトラス情報サービスは現状1台のみ接続可能）
この資料で興味深いのは「資格確認端末と顔認証付きカードリーダーを一体化させた仕組みとする場合～」という記述がある点です。次期顔認証付きカードリーダの実物がお目見えするのは来年の夏頃？と思われますので、非常に楽しみです。
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